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自民党大会での裏金事件に関する岸田首相の謝罪と対応

自民党は17日、東京都内のホテルで党大会を開催しました。党総裁の岸田文雄首相は演説で派閥の裏金事件について「おわび」し、関係議員の処分について厳格な対応を指示しました。

 

岸田首相は、政治資金パーティーの裏金事件や不適切な懇親会など自民党内での不祥事について謝罪し、「国民から多くの疑念を招き、深刻な政治不信を引き起こした。党総裁として国民に心からおわびする。地域の最前線で厳しい批判を受けていることを大変申し訳ない」と述べました。岸田首相は信頼回復のために、党幹部が全国各地を訪問し、党員らの声を聞く「政治刷新車座対話」に取り組む意向を示しました。

 

 

党大会では事件の再発防止策として、党運営の指針「ガバナンスコード」の改定が正式に決まりました。改定された指針では、「派閥」からお金と人事を切り離すことで「派閥」の存続や新設を禁止し、政治資金パーティーの禁止など具体策が盛り込まれています。岸田首相はこれらの指針や党則の改定を念頭に、「自民党は変わらなければならない」と締めくくりました。

 

連立を組む公明党山口那津男代表も、政権を取り巻く厳しさを強調し、連立政権合意に「国民の声を聞き、謙虚な姿勢で真摯に政権運営に努める」と述べました。

 

裏金事件により自民党の党員数が3万人減少し、政権復帰後3度目の減少となりました。今後の党の改革と信頼回復に向け、厳しい課題に立ち向かうことが求められています。

 

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