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【驚愕!はやぶさ2が明かす】リュウグウのサンプルから明らかになった驚くべき事実とは…!

【驚愕!はやぶさ2が明かす】リュウグウのサンプルから明らかになった驚くべき事実とは…!

こんにちは、宇宙ファンの皆さん。今日は、はやぶさ2小惑星リュウグウから持ち帰ったサンプルの分析結果を10日付の論文で発表したことについてお話ししたいと思います。

はやぶさ2は、2014年に打ち上げられた日本の小惑星探査機です。目的地は、炭素質の小惑星リュウグウ。この小惑星は、太陽系の始まりの頃に形成されてからほとんど変化していないと考えられており、太陽系や地球の起源を探る手がかりになると期待されていました。はやぶさ2は、2018年にリュウグウに到着し、約1年半にわたって観測や着陸、サンプル採取などを行いました。2020年に地球に帰還し、サンプルコンテナから5.4グラムのリュウグウのかけらを回収しました。

 

このサンプルは、日本を中心とする国際研究チームによって、さまざまな手法で分析されました。その結果、リュウグウの形成や進化の歴史が明らかになりました。以下に、その主な発見を紹介します。

 

- サンプルには、23種類のアミノ酸が検出されました。アミノ酸は、生命の構成要素であるタンパク質を作る分子です。アミノ酸は、地球上の生物だけでなく、隕石や彗星などの宇宙物質にも含まれています。リュウグウアミノ酸は、地球外の起源である可能性が高いと考えられます。これは、生命の起源に関わる重要な情報です。


- サンプルには、液体の水との反応を大規模に経験した物質が含まれていました。これらの物質は、高温(1000度以上)でできた粒子(カルシウムやアルミニウムに富む包有物など)や、水と岩石の化学反応でできた鉱物(セレナイトやカルサイトなど)です。これらの物質は、リュウグウの材料となった物質が、太陽系の内側で形成された後に、太陽系の外側まで移動し、水と反応したことを示しています。これは、太陽系の初期において、内側と外側で大規模な物質の混合が起こっていたことを示しています。


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- サンプルには、リュウグウの母天体がかつて持っていた水が残されていました。この水は、サンプルの結晶に閉じ込められた液体の水や、水素と酸素の同位体比から推定されます。この水は、塩や有機物を含む炭酸水であったことがわかりました。この水は、リュウグウの母天体が形成されたときに、氷として存在していたものが、内部の熱で溶けて流れたものと考えられます。


- サンプルには、リュウグウの母天体の表層と内部の物質が混在していました。これは、リュウグウの母天体が、直径約10キロメートルの小惑星と衝突して破壊されたことを示しています。この衝突は、リュウグウの母天体が形成されてから約300万年後に起こったと推定されます。この衝突で、リュウグウの母天体の内部にあった水や有機物が失われた可能性があります。現在のリュウグウは、衝突で生じた岩片の再集合によってできたものです。

 

以上が、はやぶさ2が持ち帰ったリュウグウのサンプルからわかった驚くべき事実についての記事でした。リュウグウのサンプルの分析結果についてお伝えしました。